言葉で伝える取扱い文章のメリットとは?
あなたの作った服を買ったお客様からクレームが来てしまいました…。
「商品を乱雑にもみ洗いしたら著しく縮んでしまった・・・!」ウールなど
「脱水時間をかけたらシワが取れにくくなった・・・!」麻など
「たんすにしまっておいたら虫に食われた・・・・!」ウールや絹などの天然繊維
「アイロンをかけたら硬くなった・・・!」アセテートやナイロンなどの熱可塑性繊維
「静電気が起きやすい・・・パチパチがイヤ!」ナイロン・アクリル・ポリエステルなどの化学繊維
「Tシャツのプリント部分にアイロンをかけたら固まってしまった・・・」転写による印刷など
大変な問題ですよね。
しかしこれらはすべて作り手側の問題でしょうか…。
今は商品に製造者の所在または電話番号の表示義務のあるものがあるため、直接クレームになるとも限りません。
どうやって消費者へ告知すればいいのでしょうか?
店頭販売時に紙のタグを付けて表示すればいいのでは? ⇒着用したらはずしてしまうので×
商品にずっと付いているものでなければいけませんね。それは…
その洗濯表示(品質表示ラベル)には品番、組成以外にも印字できるのですが、その活用方法がまだ一般化されていないようです。ですから、そのラベル(タグ)に起こりうるクレームを回避するための警告文章、取り扱いに注意してもらいたい内容の文章などを印字することができるのです。
いかがですか?
このようにラベルに表示することで、消費者・クリーニング店からの洗濯トラブルやクレームに対応することができると考えられます。
文章の事例はそれぞれ商品により異なるため決まりはありませんので、生産者責任のうえ表記してください。
コメント集を用意しましたので、ぜひ文章の参考にしてくださいね!
洗濯ラベルのつくり方の情報パンフレットを差し上げています
ラベルくん.comでは、現行JIS法の規定を基に作成したパンフレット(DL版)を差し上げています。
Ⅰ 洗濯ラベルについて学ぼう
1.図解でわかる洗濯ラベルのつくり方
2.新しい「取扱い表示」(洗濯絵表示)の5つのポイント
3.現行JIS(JIS L 0001)取扱い表示の記号と意味
4.言葉で伝える取扱い文章のメリットとは?
5.洗濯ラベルの付記用語事例集
Ⅱ 繊維の種類と性質について学ぼう
1.繊維製品の表示について
2.繊維の名称を示す用語
3.繊維の性質の特徴を学ぶ
A4サイズ4枚にコンパクトにまとめた情報満載のパンフレットです。
ご希望の方はお問い合わせフォームより資料請求してください。
いただいたメールアドレスにダウンロード用のパスワードをお知らせします。